創業は遡ること天保元年。180年余りもの長きに渡ってのれんを守り続けてきたあめ屋「俵屋(たわらや)」。金沢で最も歴史の古い「俵屋」の看板商品「じろあめ」は、城下町金沢の伝統菓子として多くのファンに愛されてきました。
「じろあめ」は水飴状に練り上げられたあめ。元々は母乳代わりの栄養食として考案されたそう。原料となるのは国産の米と大麦そして水のみ。大麦麦芽の酵素で米のでんぷん質を糖化させることで、穀物由来で優しい甘さのあめが作られています。
もちろん合成保存料や人工甘味料は一切不使用。材料がシンプルだからこそ、こだわりの素材と伝統の技を駆使し、熟練の職人がひとつひとつ丁寧に作りあげています。
自然な甘さの「じろあめ」は、そのままおやつとしてはもちろん、料理の隠し味としても使える万能アイテム。料理に加えるだけで、いつものメニューがコク深く贅沢な味わいに。
魚料理に使用することで臭みをとったり、焼き物や煮物にツヤツヤの照りを加えたりと、活用方法はたくさん。酒粕に「じろあめ」と生姜汁、レモン汁を加えたスペシャル甘酒もおすすめです。
「じろあめ」を使ったレシピは「俵屋」の公式サイトでも詳しく紹介されているので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
(画像は「俵屋」公式サイトより)
▼外部リンク
「俵屋」公式サイト
http://www.ame-tawaraya.co.jp/