大手饅頭伊部屋の大手まんじゅうは、天保八年(1837年)創業、当時の備前藩主池田侯を始め、多くの岡山の人々に愛されている備前銘菓です。甘酒の香りがする薄皮と餡が絶妙に混じり合い、ほどよく調和した味わいが大手まんじゅうの特徴になります。
岡山は、昔から米どころと言われており、大手まんじゅうは、その良質の米を材料として、糀からつくり始めます。そして、出来上がった糀にもち米などを加え時間をかけながら成熟した甘酒を作ります。大手まんじゅうの生地は、この甘酒に小麦粉加えながら発酵させ整えて作ります。
大手まんじゅうは、北海道産小豆を特製の白双糖で練り上げたこし餡を薄皮で包み蒸し上げるとことで、甘酒の香りがする和菓子が出来上がります。大手まんじゅうは、そのまま食べても美味しいですが、季節ごとにおすすめするため方があります。
冬秋におすすめは、大手饅頭で作る暖かスイーツです。少し多めの油で焼く「おまんぢゅうの皮揚げ焼き」、トーストで焦げ目をつける「おまんぢゅうの皮トースター焼き」などそれぞれ違った食感で味わえます。
春夏には、冷蔵庫に入れるだけ「まんぢゅうアイス」、バニラアイスとまんぢゅうをざっくり混ぜる「あんこマーブルプレート」などが楽しめます。
(画像は大手饅頭 伊部屋公式サイトより)
▼外部リンク
大手饅頭 伊部屋公式サイト
http://www.ohtemanjyu.co.jp/