可憐なあじさいの形が可愛い!長崎の歴史を伝える銘菓「おたくさ」

長崎らしさを忘れない唐草の菓子作り

長崎市の菓舗「唐草」では、長崎らしいお菓子作りをテーマに、数々のヒット商品を生み出してきました。鎖国時代にも唯一海外に開かれていた街長崎。そんな長崎独特の文化を伝える商品が販売されています。

シーボルトの愛の物語から生まれた「おたくさ」

「唐草」の主力商品のひとつ「おたくさ」は、可憐なあじさいの花を型どったパイ菓子。あじさいの学名”HYDRANGEA OTAKSA(ハイドランゲア・オタクサ)”にちなんで名付けられました。

あじさいは長崎に由来のある花として親しまれています。その昔長崎に渡来し医学を広めたフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトが、恋に落ちた”お滝さん”の名をあじさいの花につけたそう。シーボルトとお滝さんの愛の物語が、唐草の「おたくさ」誕生のきっかけとなりました。

ポイントは軽いサクサク食感

「おたくさ」は薄く伸ばしたパイ生地をひとつひとつ手作業で練り上げ、繊細な花びらを再現しています。絶妙な焼き加減で香ばしく焼き上げられたパイ生地はサクサクの仕上がり。

優しい甘さと軽い食感は、いくつ食べても飽きが来ない美味しさです。またその軽い食感をキープするため、フィルムにも湿気を通しづらい素材を使用するようこだわっています。可愛らしいフォルムと絶妙な焼き上がりのパイ生地は、長崎土産にぜひ試してもらいたい一品です。

(画像は菓舗唐草の公式サイトより)


▼外部リンク

菓舗唐草の公式サイト
https://www.kaho-karakusa.co.jp/products/otakusa/