こんぴら堂「灸まん」 琴平町

金刀比羅宮参詣の代表的なお土産

四国香川県のお土産と言えば、お灸の形をした焼きまんじゅう「灸まん」です。かわいらしい形の「灸まん」を販売するのは、こんぴらさんの参道にある老舗こんぴら堂です。

上品な味が大人気の和菓子

灸まんは、上質な黄味あんの上品な味が大人気の和菓子になります。今上天皇がこんぴらさんに参られた際には香川県知事より献上され、また、皇太子殿下にも献上されています。

他にも、高松市の国の特別名勝「栗林公園」のお茶菓子としても出されている歴史ある和菓子になります。

「灸まん」の形が歴史を語る

灸まんの形は、もぐさ(お灸)の形をイメージしたまんじゅうになります。灸まんの歴史は、こんぴら堂がこんぴらさんで旅籠を営んでいた時にさかのぼります。そこで働いていた女中さんがこんぴらさんに参りにきたお客さんにサービスとして灸を据えていたことがルーツと言われています。

店内で食べながら休憩もできる

こんぴらさん参道の店舗では、昭和の時代にタイムスリップしたようなレトロな雰囲気が漂います。店内では、買い物の他にお茶と灸まんをいただくことができます。灸まんのほどよい甘さがこんぴら石段で疲れた体と心を癒すことができます。

(画像はこんぴら堂 公式サイより)


▼外部リンク

株式会社こんぴら堂 公式サイト
https://kyuman.co.jp/