山陰を代表する銘藁「どじょう掬いまんじゅう」 

まんじゅうのデザインが印象的

山陰のおみやげといえば、中浦食品株式会社が販売する「どじょう掬いまんじゅう」です。

この独特な形のまんじゅうは、日本三大民謠のひとつとして島根県安来市に伝わる「安来節」に合わせて踊る「どじょう掬い踊り」に使用するひょっとこの面をデザインしたものです。

手ぬぐいをかぶったおじさん

どじょう踊りは、大正期を中心に全国的人気を博した民俗芸能で男性踊りと女性踊りがあります。特に男性踊りが有名でローカルカラー豊かなコミカルな振り付けがユーモアで楽しいことから、今でも新年会、忘年会の宴会芸、余興として踊られています。

見た目は和風、味は洋風

どじょう掬いまんじゅうの形は、男性が踊る時に使用する面、衣装の青い水玉模様の手ぬぐいをモチーフにしています。まんじゅうの皮は、バター風味で甘みをおさえた洋風仕上げになります。

形は、おじさんの顔ですが、中身の餡は、しっとりと上品な甘さの白餡のみでしたが、現在は、抹茶、チョコ、いちご、二十世紀梨、栗などバラエティーに豊かな餡が揃っています。お茶はもちろんのことコーヒーや紅茶にもよく合うおまんじゅうです。

島根県に来られた時には、山陰を代表とする銘菓「どじょう掬いまんじゅう」を食してみてはいかがでしょうか。

(画像は中浦食品株式会社 公式サイトより)


▼外部リンク

中浦食品株式会社 公式サイト
http://www.nakaura-f.co.jp/