奈良の伝統的な寿司「柿の葉寿司」 

地域の食文化として伝わる

柿の葉寿司と言えば、奈良県や和歌山県の郷土料理として、ご存知の方が多いのではないでしょうか。柿の葉寿司は、奈良県、和歌山県以外にも石川県、鳥取県智頭地方の郷土寿司として食べられています。

昔、夏から秋にかけてお祭りなどの祝い事、来客のおもてなしとして、食べられていたご馳走で、地域によって形や作り方が違います。

奈良を訪れたら食べずに帰れない名物

奈良地域の柿の葉寿司は、200年以上にわたる歴史があります。この歴史ある柿の葉寿司を大切に守り伝えているのが生駒市にある「柿の葉すし本舗たなか」です。

柿の葉寿司は、まずサバや鮭の切り身を塩でしめます。そして、酢を加えたにぎり飯の上に切り身の魚を乗せ、乾燥しないように柿の葉で包み木桶に詰めます。木桶に詰められた寿司をしばらくおいて置きます。すると柿の葉の香りが寿司に染み込み、風味が豊かな味わいになります。

旅先の店舗で食べても良し

柿の葉すし本舗たなかの「なら本店」は、柿の葉寿司を1個からバラ売りしているので、旅先で気軽に購入することができます。また併設している柿の葉茶屋では、名物の柿の葉寿司、オリジナルのおすしや和スイーツをその場食べることができます。

(画像は柿の葉すし本舗たなか 公式サイトより)


▼外部リンク

株式会社柿の葉すし本舗たなか 公式サイト
https://www.kakinohasushi.co.jp/