辛か、ばってん、うまか「からし蓮根」

熊本の伝統料理、からし蓮根

からし蓮根は、麦みそに和からしを混ぜたからしみそを蓮根の穴に詰めて、黄色い衣を付けて油で揚げた熊本県の郷土料理です。

からし蓮根は、麦みそと鼻に抜ける和からしの相性が抜群です。

今からざっと三百七十余年前に誕生

からし蓮根の歴史は古く、今から約400年前、初代熊本藩主の細川忠利が病弱だったため、滋養強壮を目的として藩の賄い方、森平五郎が考案したことが始まりといわれます。

からし蓮根の切り口が、細川家の家紋「九曜紋(くようもん)」に似ていたため、調理方法は明治維新までは門外不出でしたが、その後、明治時代に入ってから広まったといわれています。

シャキッとした食感がくせになる

森平五郎の子孫が創業した老舗店「森からし蓮根」では、熊本で親しまれてきた伝統あるからし蓮根を味わうことができます。森からし蓮根は、江戸時代の味をそのままに絶妙な辛さとシャキッとした食管がくせになる1品です。

からし蓮根の食べ方は、5ミリから10ミリくらいの輪切りにしてそのまま食べます。辛いのが好きな人は、電子レンジで15秒~20秒ほど温めると辛さが増します。辛いのが苦手な人は、醤油やマヨネーズと一緒に食べると辛さを和らげて食べることができます。

(画像は森からし蓮根有限会社 公式サイトより)


▼外部リンク

森からし蓮根有限会社 公式サイト
https://www.karashirenkon.co.jp/