長崎市に本店を持つ老舗菓子店「唐草」の「おたくさ」は、地元長崎で長年愛されてきたサクサクのパイ菓子です。商品名である「おたくさ」とは、あじさいの花のこと。かつて長崎の地を訪れたドイツ人の医師シーボルトが、「小滝さん」という名の恋人にちなんで名付けたと言われています。
「唐草」が長崎らしいお菓子を全国に届けようと作り上げた「おたくさ」は、あじさいの花びらの形が特徴的。何層にも重ねられた生地を薄く伸ばして焼き上げたパイ生地は、軽いサクサクの食感です。
さらに表面のシュガーコーティーングが、いいアクセントをプラスしています。芳醇なバターの香りと程よい甘さで、ついつい何枚も手が伸びてしまうほどです。
「おたくさ」は可憐なあじさいの花びらを表すため、ひとつひとつ職人の手による手ひねりで形作られています。愛らしいあじさい形のお菓子は、見た目にもとても華やかで特に女性に好評。来客時のお茶菓子としても最適です。長崎に行く際は毎回必ずお土産で買うというファンも多いそう。
サクッとした食感と香ばしさ、そして一口ごとに口いっぱいに広がるバターの香りがクセになる「おたくさ」で、ゆったりティータイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
(画像は唐草公式サイトより)
▼外部リンク
おたくさ
http://www.kaho-karakusa.co.jp/products/otakusa/