鎌倉土産の定番「鳩サブレー」

鳩の形のサクサクサブレー

鳩サブレーと言えば、言わずと知れた豊島屋(としまや)の看板商品。今や鎌倉土産の定番です。豊島屋が鎌倉で創業したのは、明治27年のこと。以来100年以上に渡り、地元鎌倉市民から愛されてきました。

一番の特徴である鳩のモチーフは、可愛らしくて食べてしまうのが惜しいほど。フレッシュバターの豊かな風味と、卵のやさしい味わい、そしてそのサクサク食感が魅力の同商品は、鎌倉直営店をはじめ、神奈川県、東京都内の大手デパート内等で販売しています。

100年以上前に生まれた鳩サブレー!

鳩サブレーが誕生したのは、創業後間もない明治30年頃。ある日、ふと来店した外国人から、ビスケットをもらったことがきっかけでした。

拳ほどの大きさとバターの豊かな味わいに、初代はびっくり。「日本の子供たちにも必ず喜ばれるはず!」そう思い立ち、その味を再現しようと試行錯誤を繰り返した結果、今の鳩サブレーの原型が生み出されました。

特徴的な鳩の形は、鶴岡八幡宮にある掲額の(八)の字が鳩の抱き合わせであること、そして子供たちが境内にいる鳩と楽しく戯れる姿を見て考え出されたとのこと。初代によって作られた鳩サブレーの抜き型のデザインは、100年以上たった今でも変わらず使われています。

(画像は豊島屋鳩サブレー公式サイトより)


▼外部リンク

豊島屋鳩サブレー 公式サイト
https://www.hato.co.jp/hato/