秋田県で昔から食べられてきた「ぎばさ」。正式名は「アカモク」、わかめやモズクと同様の海藻です。海に生えている時は赤色(褐色)ですが、湯がくと鮮やかな緑色になります。湯がいた後に細かく刻むことによりネバリが出、ほのかな磯の香りとトロトロ・ネバネバ感が特徴。
山形県では「銀葉藻(ギンバソウ)」、新潟県では「長藻(ナガモ)」とも呼ばれていますが、秋田の「ぎばさ」は全国でも品質が良いとされています。
「ぎばさ」には、免疫力を高め、成人病予防、抗がん作用、口臭・体臭予防に効果があるネバネバの元 食物繊維フコダイン、ポリフェノール、ミネラル、ビタミンK等が含まれています。今注目を浴びているヘルシー食品、しかも、ノンカロリーです。
地元では、そのまま醤油をかけて食べる、熱い味噌汁に入れる、大根おろしと和えて醤油、味噌、三杯酢、ポン酢、めんつゆ等をかけて食べるのが一般的です。納豆、とろろ芋等のトロトロ・ネバネバの食材とも相性がよく、アイデア次第で食べ方のバリエーションが広がります。
冷凍の「ギバサ」の日持ちは冷凍状態で3ヵ月、解凍後7日となっています。
(画像はおがよし.COM HPより)