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「八幡赤こんにゃく」いったいなぜこんな赤い
全国的に見ても珍しいこんにゃく
滋賀県で古くから親しまれている近江八幡名物「赤こんにゃく」は、文字通り真っ赤なこんにゃくです。店頭に並んでいるこんにゃくは、一般的に白か黒っぽい色なので、最初に近江八幡の「赤こんにゃく」見たときは「なんだこりゃ」と感じるかもしれません。
でも、滋賀県では、赤いこんにゃくが普通に食卓に出てきます。赤こんにゃくは、なぜ「赤い」
「赤こんにゃく」は、赤いからと言って赤唐辛子が入っている訳ではありません。この赤は、三二酸化鉄を使って赤くしています。
「赤こんにゃくがなぜ赤いのか」については、正確に語る資料が残っていないようです。派手好みの武将・織田信長がこんにゃくを赤く染めさせたとか、近江商人が全国を行脚している際に奇抜なアイデアで思いついたなど、諸説があるそうです。
赤こんにゃくの味は、普通のこんにゃくとほぼ変わらず、食感は普通のこんにゃくよりも若干弾力があり、むっちりした歯ごたえが特徴になります。吉井商店オリジナル「かくれん棒」
近江八幡で赤こんにゃくと言えば、創業明治24年の乃利松食品 吉井商店です。吉井商店の販売する「赤こんにゃく」は、独自の製法で味しみがよく、調理しやすいこんにゃくになります。
同商店では、赤こんにゃくの販売の他に、赤こんにゃくをちくわのような練り物で中に隠したオリジナル商品「かくれん棒」を販売しています。近江八幡へ訪れた際には、珍しい赤こんにゃくをお土産として購入してはいかがでしょうか。
(画像は株式会社乃利松食品 吉井商店 公式サイトより)
▼外部リンク
乃利松食品 吉井商店 公式サイト
http://www.norimatu.com/
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